仮想通貨ではどのくらいの損失が出たら売るべきなのか?徹底解説

仮想通貨への投資では、損失が出ることもあります。
この損失を小さくするために行うのが損切りです。
そこでどの程度の損失が出れば、売るべきなのかを考えてみましょう。
また損切りするのではなく、ナンピンという方法もありますので、解説していきます。

一般的に仮想通貨というのは非常に値動きが大きいです。
そのため1日で10%以上も、値動きするのは珍しくありません。

この時に初心者が犯してしまいがちなのが、狼狽売りというものです。
大きく値段が下がってしまったために、それにうろたえて慌てて売ってしまうことを意味します。
これは投資では絶対にしてはいけないことの1つです。

ですが損切りをしなくては、損失は大きく膨らむかもしれません。
そんな時にどうすればいいのでしょうか。

例えば世界的なトレーダーたちは、1回のトレードで運用資金の2%〜3%の損失を出さないようにしています。
かなりシビアなカットをしていると言えますが、一流のトレーダーとなると投資金額も巨額になります。
そのため2%〜3%という形を取っているのです。

これをそのまま初心者に当てはめるのは難しいでしょう。
特に仮想通貨は相場が大きく動くため、もう少し大きく損切りのルールを取っておくべきです。

投資した仮想通貨の値段が下がった時に、もう1つ取る手法としてはナンピンがあります。
ナンピンとは値段が下がった状態で、買い増しをすることです。
これによって平均的な購入単価を下げられると考えてください。

例えばある仮想通貨を10万円で購入したとしましょう。
この値段が半額である5万円まで下がったと考えてください。
買い増しをすることによって、2回の取引で15万円分を購入したことになるのです。

つまり1回あたりの平均購入額は、7万5千円とすることができます。
この後に相場が7万5千円まで回復したとすると、それ以上に回復した時はプラスに転じたと言えるのです。

もちろん相場が上昇局面にあればプラスになりますが、さらに価格が下落する可能性も少なくありません。
そのためナンピンをするには考慮する必要があるのです。

安全性としては損切りをする方が高いのですが、上昇トレンドにあるのならナンピンがお得だと言えます。
基本的に仮想通貨の相場は潜在的に拡張を続けているため、長期保有の視点で見るのならナンピンも悪くありません。

仮想通貨ではどのくらいの損失がでれば売るべきなのかでした。
値段が下がった時に売るのは損切りという手法なのですが、これは自分で最初にルールを決めておく必要があります。
これに対してナンピンといって、価格が下がった時に買い増しをするという方法もあるのを覚えておきましょう。

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