仮想通貨の取引の中でも、話題になっているのがFXを用いたものです。
少額での投資ができるとして話題なのですが、いったいどういう取引になるのでしょうか。
基本的な部分から仮想通貨FXについて調べてみました。
仮想通貨FXとは端的にお伝えしますと、仮想通貨の相場を使ってFX取引を行うものです。
通常のFXとは異なる2つの通貨間の相場を用いて行うのですが、それが仮想通貨に置き換わっただけになります。
ただし大きな違いとしては、通常のFXでは金利差によるスワップポイントによる利益が見込めましたが、仮想通貨には金利がありません。
そのため金利差による利益を狙うことができません。
すべて為替差によってでる損益のみで、成立するものとなっています。
現物の仮想通貨との取引の違いとしては、売りからでも取引に参加できるというものです。
現物取引では仮想通貨を売るといっても、既に保有していなければ売ることができません。
そのため基本的に買いから入るというのが原則です。
ですが仮想通貨FXでは現物の取引をするわけではありませんので、売りから入る注文も可能となっています。
仮想通貨FXの売りの1つがレバレッジ注文です。
てこの原理を意味する言葉で、自己資金を担保として数倍の金額での取引ができます。
もともと仮想通貨FXは少額での投資ができるものですが、レバレッジを使うことでより少ない資金でも取引が可能です。
通常のFX取引では国内の取引所は最大で25倍までとなっています。
ただ仮想通貨FXでは、だいたい5倍から10倍程度が相場です。
ですが取引所によってレバレッジの倍率は異なるので、海外のものを利用すれば100倍も可能となります。
国内の取引所では法的な縛りもあるため、レバレッジは基本的に抑え気味であると言っていいでしょう。
少ない資金でも大きな取引ができるのが、レバレッジの魅力です。
しかしこれは損失がでる可能性も同じだけあります。
利益がでた時は大きいですが、損失がでた時も大きくなるため、初心者は安易に大きなレバレッジをかけるものではありません。
最初は少ない倍率でレバレッジをかけ、取引になれてきたところで少しずつ大きくするのが鉄板です。
特に仮想通貨は相場の値動きが大きいため、取引には十分な注意をしなくてはいけません。
仮想通貨FXについてのまとめでした。
通常のFXが為替レートを用いて投資をするものですが、仮想通貨FXでは仮想通貨の相場を用いるのがポイントです。
レバレッジをかけることで、1000円もあれば投資ができます。
このレバレッジの倍率は取引所で異なっており、国内であれば5倍から10倍程度が目安でしょう。
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