特殊な仮想通貨FXの注文方法って?基礎知識として知っておこう(OCO、IFD、IFO)

最近になって注目を集めているのが、仮想通貨FXです。
端的にお伝えすると為替相場の代わりに、仮想通貨の相場でFX取引をするという新しい投資方法となります。
ここでは仮想通貨FXの特殊な注文方法を3つ解説していきましょう。

最初に1つ注意点があります。
それは仮想通貨FXの注文方法は取引所で異なる点です。

そのためこの注文方法で仮想通貨FXの取引をしたい、というものがあるのなら、口座を作る前に対応しているかどうか確認してください。
口座を作ったのはいいものの、注文方法がなかったというケースは少なくありません。

では注文方法なのですが、ここではOCO、IFD、IFOの3つについて考えていきます。

OCO注文というのは、異なる2つの注文を同時に発注するというものだと考えてください。
その内一方の注文が確定されると、もう1つの注文は自動的にキャンセルされるという形をとっています。

最も良く使われるのが、相場がどちらに動くのかわからないというケースです。
トレンド的には上昇していても、そろそろ下降トレンドに入りそうというような場合に、OCO注文をすると安全性が高まります。

例えば現在の価格よりも100円上がったら売るという注文と、5円下がったら売るという注文が、OCOでは可能です。
順調に相場が上がった時には利確できる時の注文が実行され、逆にトレンドが下降した時には損切りができます。

次にIFD注文ですが、これは新規注文と決済注文の2つを同時に出すという注文方法です。
つまり自分でルールを作ることができる注文だと考えてください。

具体例を出してみましょう。
現在の価格よりも仮に100円下がったら買いを入れる、その後に300円価格が上昇したら売りに出すという方法です。
最初の条件が実行されなければ、自動的に後の条件も実行されないのが特徴になります。

つまりこれからの相場の流れが読めているのなら、IFD注文をすると便利です。
購入から決済までを自動的に行ってくれるため、価格相場を見続ける必要がありません。

最後にIFO注文を紹介しましょう。
IFO注文はOCOとIFDの両方を兼ね備えているのが特徴です。

新規の注文をする時にトレンドが上昇した時の注文と、下降した時の注文を同時に設定できます。
相場の変動によってどちらが一方の条件を満たした時には、一方の注文は破棄される形です。
注文から利確、損切りが行えるため日中は仕事で忙しい人には、おすすめの取引方法でしょう。

仮想通貨FXにおける3つの特殊な注文方法でした。
OCOは2つの注文を出せるもので、相場の流れが読めない時に使うと便利です。
IFDは新規注文から決済まで自動的に行えるのが特徴になります。
IFOはこの2つを合わせた注文方法であると、覚えておくといいでしょう。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP